天馬グループでは、市場をリードする魅力的なディスプレイ関連技術を開発しています。
日々進化を続ける技術の一例を、マーケット別にご紹介します。
民生品
■高周波技術
ゲームやスポーツなどの速さや滑らかさが要求される動画表示には、「にじみ」や「残像」の対策が欠かせません。
高周波技術は、パネル設計の最適化や高速応答に適した素材の導入によって、超高周波数や高速応答性能を実現し、なめらかで鮮明な画像表示を可能にします。
Ultra high frame rate (360 Hz) Fast response time(3ms) High color gamut sRGB (100%) Narrow border(L/R=1.3mm) |
ハイエンド品
■医療向け狭額縁ディスプレイ
TianmaのHRASG(High Reliability ASG)回路は、医療向けディスプレイの狭額縁設計を実現します。2台のディスプレイを並べて表示する際にディスプレイ間の視線移動がスムーズに行えるので、画像診断のような場面で使用者の負担を軽減できます。狭額縁設計は、高精細で優れた表示特性のディスプレイの効果を発揮できるため、要望が高い技術の一つです。
Super slim as normal LCM Narrow board High SNR & Good TP Performance Ten fingers touch Active pen function High refresh rate High resolution |
車載品
■TED(Touch Embedded Display)
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■Mini LED
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■カーブディスプレイ
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センサー技術
■FOPLP (FanOut Panel Level Package)
FOPLPは、近年高い注目を集める半導体パッケージ技術です。従来の半導体チップはプリント基板上に実装されていますが、Tianmaでは液晶パネル基板を使用した実装技術の開発に取り組んでいます。FOPLPは生産性の向上とコスト面で有利な点から、将来的に集積回路生産の主流を担う製造手法になり得るもので、Tianmaはパネル生産ラインの強みを活かし、チップおよびパッケージング分野に進出するための足掛かりとして本技術を捉えています。
Excellent Electrical Performance Thin & light Warpage Resistance Low Cost |
次世代技術
■Micro LED
100μm以下の極小LED素子を、ガラス基板あるいはPI(ポリイミド)フィルムに実装する技術です。
Micro LEDディスプレイは、高輝度、高コントラスト、広色度域、高信頼性など数々のメリットがありますが、広範囲のパネル上へのLED実装に高いノウハウが要求されることが技術普及への課題の一つとなっています。Tianmaはこの課題を克服するパネル製造技術を確立し、Micro LEDパネルの高効率で安定的な供給を目指します。
High transparency Higher reliability Long life time High response rate |
Tianma Japanから、世界へ!
■Driving Motion System |
■シームレスディスプレイ |