2008年10月29日～31日までの3日間、パシフィコ横浜展示ホールにおいて開催されました「FPD International 2008」に出展致しました。

※展示会は終了いたしました。たくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。

今回の当社ブースでは、FPD International 2008のキーワードでもある「アンビエント&グリーン」をテーマに、「利用環境への適合」と「地球環境保護」に配慮した最新の製品ラインアップをご紹介。併せて、当社の永遠のテーマである「高画質」を追求する製品群も出展しました。また、今回もSVA-NECとの共同出展を行いました。

白色LEDバックライト

白色LEDバックライト製品は、従来の冷陰極管バックライト製品に比べ、さまざまな利用環境に適合しやすく、地球環境への負荷も少ないという特長を持っています。今回は更に進化させ、常温で7万時間、高温環境でも6万時間という超寿命を実現した製品群、および薄型・軽量化・低消費電力化を追及した製品群をご紹介しました。

ハート型

「液晶ディスプレイ＝四角形」という固定概念から脱し、より自由な表示画面形状を実現する任意形状技術によって開発された、世界で初めて凹角を含んだ形状となるハート型液晶ディスプレイをご紹介しました。本製品は本年５月にロサンゼルスで行われたSIDで発表され、注目を集めました。

電子ペーパー

電子ペーパーは紙の見やすさと書き換え可能なディスプレイの長所を併せ持つ、次世代表示デバイスです。光源が不要で、電力を供給しなくても表示情報を保持することができ、表示書き換えの際の消費電力も小さいため、消費電力をきわめて低く抑えることが出来ます。また、最大８面までのマルチタイリング機能を搭載しており、複数枚並べることで大画面表示にも対応します。

医療用高輝度

適応設計技術は、お客様の多彩なニーズにきめ細かく対応するために、トータルパッケージとしての液晶ディスプレイの完成度を高める技術です。今回は、デジタル動画コンテンツの表示用途はもちろん、限られたスペースにより多くの情報を表示したいというニーズにお応えする各種ワイドフォーマットに対応した製品群、およびバックライトシステムの光源に白色LEDを使用することによってコンパクト化、低消費電力化、低ノイズ化、水銀レス化、耐衝撃性向上など様々なメリットをもたらす製品群をご紹介しました。

高色再現性

当社独自のSFT技術をベースに、バックライト技術や回路技術などを駆使し、放送・映像製作分野において特に求められている色再現性や動画表示特性にすぐれた製品をご紹介しました。

高精細３Ｄ&視野角制御

当社独自のHDDP方式の採用により「高精細な2D表示と3D表示を混在/切換表示できる製品」、および「広視野角と狭視野角を制御できる製品」を展示し、その効果を実際に体感していただきました。

強外光適応

強外光環境下でも高い視認性を実現する製品群（半透過型液晶ディスプレイをベースにするSR-NLT技術適用製品、透過型液晶ディスプレイをベースにするST-NLT技術適用製品、ダイレクトボンディング加工製品）を、強外光環境を再現し、標準品との比較デモを交えながらご紹介しました。

産業用広視野角

医療や放送、映像製作、デザインをはじめとするプロフェッショナル分野で高い評価を頂いているSFT技術を、産業分野向けの中型製品に適用することによって、高い視認性を実現した製品をご紹介しました。

SVA-NEC

上海広電NEC液晶顕示器有限公司は、中国の上海広電有限公司とNECの合併による液晶モジュールメーカで、2004年10月に中国初となるTFT液晶モジュールの量産を実現しました。今回は、15.6型の厚さの比較展示をはじめ、タッチパネルモデルなどの製品を出展しました。