2008年4月16日~4月18日までの3日間、東京ビッグサイトにおいて開催されました「第4回国際フラットパネルディスプレイ展(Display2008)」に出展いたしました。
※展示会は終了いたしました。昨年を上回るたくさんの方にご来場いただき、まことにありがとうございました。
今回の当社ブースでは、プレゼンテーションステージを兼ねた、当社の誇る4つのコアテクノロジーコーナ、応用シーンのコーナに分け当社の先進技術を搭載した最新の製品ラインアップをご紹介いたしました。SVA-NECも共同出展しました。
SFT技術コーナ
SFT技術は、水平電界駆動方式による広視野角技術をベースにした高画質化技術で、医療や放送、映像製作、デザインをはじめとするプロフェッショナル分野で高い評価を頂いております。見る角度が変わっても高画質を提供し続けるSFT技術搭載の液晶モジュールを、一般的な液晶モジュールと比較することにより、その明らかな画質の差をご確認頂きました。
NLT技術コーナ
NLT技術は、強外光環境下でも高い視認性を実現する技術で、半透過型液晶ディスプレイをベースにするSR-NLT技術と、透過型液晶ディスプレイをベースにするST-NLT技術があります。SR-NLT技術コーナでは、「反射モード・透過モードの比率」と「反射方向特性の違い」による4つのタイプを比較展示し、お客様が想定されている用途にどのタイプが最適かをご確認いただきました。また、ST-NLT技術コーナでは、強外光環境下で一般的な透過型液晶ディスプレイとの比較展示を行い、圧倒的な視認性の差を体感していただきました。
VIT技術コーナ
VIT技術は、液晶パネルにさまざまな回路や機能を組み込むことによって高付加価値化を実現する技術で、「高集積化」と「高機能化」の2つの技術トレンドがあります。「広視野角と狭視野角を制御できる製品」「高精細な2D表示と3D表示を混在/切換表示できる製品」などを、実際に操作していただくことによって、VIT技術がもたらすさまざまなメリットを実体験していただきました。
適応設計技術コーナ
適応設計技術は、お客様の多彩なニーズにきめ細かく対応するために、トータルパッケージとしての液晶ディスプレイの完成度を高める技術です。今回は、限られたスペースにより多くの情報を表示したいというニーズにお応えする各種ワイドフォーマットに対応した製品群、およびバックライトシステムの光源に白色LEDを使用することによってコンパクト化、低消費電力化、低ノイズ化、水銀レス化、耐衝撃性向上など様々なメリットをもたらす製品群、また、ダイレクトボンディング加工品を標準品と比較しながらご紹介しました。
FA制御装置コーナ
製造ラインや実験室といった厳しい設置環境において使用されるFA(ファクトリー・オートメーション) 用制御端末のヒューマン・マシン・インタフェースとして、高い視認性を誇る当社の豊富な製品ラインアップをご紹介しました。
計測器コーナ
白色LEDバックライトを搭載した製品を中心に、各種計測器のヒューマン・マシン・インタフェースを担っている当社の豊富な製品ラインアップをご紹介しました。
屋外常設機器コーナ
直射日光があたったり、温度変化の大きい厳しい環境に常設され、さまざまなサービスを提供する各種装置の表示装置として採用されている製品群をご紹介しました。
POS・オーダ端末コーナ
店舗や商業施設を中心とする幅広い用途において、 それぞれの利用目的や利用環境に最適な製品を選択いただくことができる充実したラインアップをご紹介しました。
小型端末コーナ
高精細モデル、高輝度モデル・半透過モデルなど、シーンに合わせて、色々とお選びいただける、豊富なラインナップをご紹介しました。
輸送機器コーナ
直射日光下でも高い視認性が求められる魚群探知機やGPSプロッタなどの船舶用計器、薄型・省電力が求められる航空機の個人用モニタ、広い範囲から高い視認性が求められる車両用モニタなど、さまざまな輸送機器に適した当社製品をご紹介しました。
医療コーナ
当社独自のSFT技術によって、高精細・高輝度・高コントラスト・広視野角を実現し、読影診断用途をはじめとする医療現場の厳しいニーズに応える 製品ラインアップをご紹介しました。
放送・グラフィックスコーナ
当社独自のSFT技術によって、放送・映像製作分野において特に求められている色再現性や視野角特性にすぐれた製品群をご紹介しました。 またプロ用ビデオカメラのファインダ用途に適した超高精細で広色度域のVIT技術製品も併せてご紹介しました。
SVA-NECコーナ
上海広電NEC液晶顕示器有限公司は、中国の上海広電有限公司とNECの合併による液晶モジュールメーカで、2004年10月に中国初となるTFT液晶モジュールの量産を実現しました。
今回は、15.6型の厚さの比較展示をはじめ、22型WSXGA製品や47型のTouch Panelなどの製品を出展しました。