超高輝度モデルの製品ラインアップを拡充
報道関係各位
2018年4月25日
Tianma Japan株式会社
NL12880BC16-02F | NL13676BC25-07F |
天馬グループはこのたび、建設機械など主に屋外での利用に適した産業用機器向け表示デバイスとして、10.1型WXGAと15.6型WXGA、2製品の液晶モジュールを新たに開発・発売しました。
新製品の主な特徴は以下のとおりです。
- 超高輝度
10.1型モデルは1000cd/m2、15.6型モデルは1250cd/m2の超高輝度を実現。直射日光のような強い光が当たる環境下でも、鮮やかな画面表示と優れた視認性を発揮します。 - 過酷な利用環境への対応
両モデルとも広い動作温度範囲に対応しています。特に10.1型モデルは-40~+85˚Cの動作温度範囲に対応しており、高温・低温や温度変化の大きい環境でも適切な表示を実現。機器が晒される厳しい温度環境下でも、安定的に優れた製品性能を発揮します。
さらに10.1型モデルは、振動加速度7.0G に対応する設計で、建設機器や船舶など、強い衝撃が加わる機器での利用に適しています。 - 優れた表示性能
10.1型モデルは、当社独自の広視野角化技術・Super Fine TFT(SFT)を採用しています。SFTは水平・垂直とも176°の超広視野角を実現し、さらに見る角度の変化に伴う色調変化も抑制するので、さまざまな作業環境においてストレスなく表示情報を読み取るとこが可能となります。また15.6型モデルにおいても、水平・垂直とも160°の広視野角を実現しており、一般的な屋外利用の機器で適切な視認性を発揮します。
産業用機器においてディスプレイ搭載製品が増大する中、屋外での利用にも耐え得る仕様を有したディスプレイ製品の需要も伸び続けています。当社ではこれまでにも屋外環境での利用に適した製品群を販売し、搭載製品の高付加価値化に貢献してきましたが、このたびの新たな製品ラインアップの拡充によって、いっそう幅広くお客様ニーズにお応えしていきます。
なお、当社はこのたびの新製品を、5月9日から11日まで東京ビッグサイト(東京都)で開催される展示会「組込みシステム開発技術展2018(ESEC)」(西14-74)と、5月22日から24日にアメリカ・ロサンゼルスで開催される「SID Display Week 2018」(#1005)に出展します。
超高輝度モデルの主な仕様
サイズ |
10.1型Wide | 15.6型Wide |
---|---|---|
品名 | NL12880BC16-02F | NL13676BC25-07F |
インタフェース | LVDS | LVDS |
画素数 | 1280 x 800 | 1366 x 768 |
輝度 | 1000cd/m2 | 1250cd/m2 |
視野角(H/V) | 176°/176° | 160°/160° |
表面処理 | AG | AG |
動作温度 | -40~+85 ˚C | -30~+80 ˚C |
ほか |
SFT*1 Vibration resistant to 7.0G |
Long-life LED BL |
量産時期 | 2018年 | 発売中 |
*1. SFTは当社独自の広視野角化技術「Super Fine TFT」の略称です。
以 上
プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。