19.0型PCAPタッチパネル一体型ディスプレイをラインアップ
~ 大型・高精細・広視野角モデルでハイエンド分野にも対応 ~
報道関係各位
2014年5月23日
NLTテクノロジー株式会社
19.0型PCAPモデル
NLTテクノロジー(代表取締役社長:大井進、本社:神奈川県川崎市)はこのたび、液晶ディスプレイソリューションの一環として、投影型静電容量方式(PCAP : Projected CAPacitive type)タッチパネルを搭載した19.0型の液晶ディスプレイを新たに開発しました。
このたび開発した19.0型モデルは、当社が販売している液晶ディスプレイをベースに、同じく当社が開発したPCAP式タッチパネルを搭載したもので、これまでのラインアップでは最大の画面サイズです。また当社独自の広視野角技術・Super Fine TFT(SFT)技術を採用しており、高精細・広視野角で医療分野などのハイエンド市場での活用も期待されます。
当社のPCAPモデル製品の主な特徴は以下のとおりです。
- オールインワン対応
LCD、タッチパネルセンサとそのコントローラをセットで提供します。さらにドライバやチューニング等のソフトもトータルでサポートします。これにより、お客様のPCAP製品導入をシングルウィンドウで実現することが可能です。 - 産業用製品と同じ生産・サポート
通常の産業用液晶ディスプレイと同じ生産体制、サポート内容を提供します。多品種少量生産や長期供給、ロングサポートなど、産業用機器で必要なさまざまな条件に対応するため、安心してお使いいただけます。 - 多彩なオプション
タッチパネルセンサの構成、構造について、各種オプションに対応します。ボンディング、表面処理や、カスタム・カバーガラスなど、利用シーンに応じた仕様が選択可能です。
現在、マルチタッチ対応のタッチパネル製品はスマートフォンやタブレットなどのコンシューマ市場に留まらず、産業用・医療用分野においても急速に普及し始めています。なかでも、画質と耐久性に優れ、構造的にも幅広いアレンジが可能なPCAP式タッチパネル製品の需要が非常に高まっています。
NLTテクノロジーでは、従前からPCAP式タッチパネルを搭載した液晶ディスプレイを開発・販売してきました。今回の新開発品・19.0型はこれまでで最大の画面サイズで、FA機器など、画面により多くの情報を表示する必要がある場面に対応します。また、当社独自の広視野角化技術・SFTの採用により、見る角度による色調の変化を抑えた高精細な画面表示が可能で、医療機器などのハイエンド市場でも利用が期待されます。
NLTテクノロジーは今後も、産業分野向け液晶ディスプレイモジュールへの種々のタッチパネルを搭載した液晶モジュールセットの開発を推進し、多種多様なニーズに応えていきます。
なお、当社はこのたびの開発品を、6月3日から5日までアメリカ・サンディエゴで開催される「SID Display Week 2014」(#1320)に出展します。
NLTテクノロジーのPCAPモデル製品一覧は、別紙をご参照ください。
・<別紙> PCAPモデル製品ラインアップ
以 上
プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。